50代になっても美しく!乾燥や紫外線から肌を守ろう

紫外線

中年の危機を迎える50代

年齢による体の変化は男女で性差があるものですが、50代も半ばを過ぎた頃になってくるとそれほど大きな違いが見られないようになります。
人の体の変化は女性は7の倍数、男性は8の倍数で起こるとされていますが、7と8の最小公倍数である「56」は男女ともに同時に体の変化がある年齢となります。

56歳という年齢に限らず50代を迎えた頃になると人は体だけでなく心にも大きな変化が見られるようになります。
若い時には何かととんがった意見をぶつけていた精力のある人が50代に入った頃になって急に保守的な考えをするようになるということもありますが、これは人生経験というよりむしろ体内の変化によるものと言えます。

こうした気力の衰えを「肝気が衰える」ということがあり、肝臓部分の機能が弱ってくることにより体を巡っていた気が弱くなっていってしまうのです。
大事なことを指す言葉に「肝心」がありますが、人の体の中でも心理面に大きな影響をもたらすのは肝臓です。

わけもなくイライラしてしまったり、気分が落ち込んで何をするにもやる気がなくなってしまったりするのは、もしかしたら肝臓の機能が大きく落ち込んできていることが原因かもしれません。

乾燥対策や紫外線対策は怠らずに

女性にとっても見た目年齢に話を移してみると、50代という年齢はそれまでしてきた肌ケアの成果がはっきり出てくる時期となります。
20~30代の早めの時期にしてきた肌ケアが40代に結果として出てくるとしたら、40代からのケアをきちんとしてきたかということが出てくるのが50代です。

30代までの肌ケアと40代からの肌ケアは異なった目的のものなので、きちんと中年世代にあったケア方法をしてきたかということが問われるのです。
40代の早い時期ならばお金と時間をかければまだ肌質の改善が可能ですが、50代になってくるとい大幅に改善をするというのはほぼ不可能になってきます。

ですので50代を美しく過ごしたいなら40代のうちに肌ダメージをできるだけ回復して、そこからさらにダメージを受けないようにしていくということが必要になります。

中でも大敵となるのは紫外線や乾燥で、ただでさえ皮膚そのものが薄くなっているところへの強烈な刺激はかなり大きくなります。
一日外に出ただけでシミができてしまったり、小じわが急に増えたりといったことも起こるので夏場の外出時にはかなり気を使った防御策をとっていきましょう。

しかし日差しが怖いからといって外出を極端に控えてしまうと体力が衰え、筋肉量が減ってますます新陳代謝が遅くなってきてしまいます。
美容だけでなく老後の健康面を意識し、毎日の有酸素運動などできるだけ体を動かす習慣を作っていくということも心がけたい点です。

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