本当の意味での曲がり角は35歳
いつまでも若く健康でありたいというのが世の女性の共通した気持ちですが、残念ながら一定の年齢を超えた頃から見た目に大きな変化が見られるようになってしまいます。
女性の見た目に大きな変化が現れるようになるのはだいたい35歳くらいからで、東洋医学でも女性は「7」の倍数の年齢ごとに体の変化を感じられるようになるとされています。
健康診断でも35歳よりも前かあとかにより受診する検査の数が変わるようになっており、必須ではありませんが35歳以降の人は人間ドックに入ることが推奨されています。
女性の場合は女性特有の疾患のリスクが急激に高まるころとなっており、毎年の検査時に思わぬ重病のもとを発見するということも珍しくありません。
病気だけでなく肌質や体力、髪の毛の密度などにも明らかな違いを感じるようになることは多く、まさに美容における大きなターニングポイントです。
しかし30代も半ばを過ぎているのに十分にハリツヤのある肌や髪の毛をしている人がいる一方で、既に40代後半のようなかなりくたびれた見た目になってしまう人もいます。
女性にとっての30代というのは生まれ持った体質で乗り切ることができてきた20代とは異なり、それまで積み重ねてきた美容ケアの結果が出る時期と言えます。
30代に入ったならば肌トラブルが起こるのは当然と理解し、それにどういった対策をとっていくかということがより将来となる40代、50代になったときの見た目年齢に影響してきます。
30代になって初めて感じること
30代に入ってから感じることになる肌トラブルとして、たるみ・シワ・くすみ・シミといったようなことがあります。
20代までの肌トラブルというのはどちらかといえばオイリー肌による顔の汚れや周期ニキビ、乾燥によるカサつきといったことが多かったと思います。
しかしそれらは疲労や食生活などの乱れによって一時的に起こることが多く、その後しばらくゆっくり休養をとったりすることで大幅な改善を臨むことができるものでした。
それが30代以降に起こる肌トラブルになると慢性化して簡単には改善をすることができなくなり、年々進行していくということが大きな特徴になります。
「トラブル」というよりも避けられない「老化」という現象がもとになるので、いかにその進行を遅くしていくかということが一番の対処法になります。
老化は防ぐことができませんが、見た目年齢は努力によってかなりカバーできるので諦めずにケアを心がけていってもらいたいところです。
最大の原因は肌の水分不足
老化によって起こる慢性的な肌トラブルは色々ありますが、それらに共通しているのは肌内部の水分量の不足です。
若い時期には丸顔・童顔と言われてきた人が30歳頃から急に顔型が変わるということはよくありますが、これは肌を支えてきた水分が不足することで顔の丸みがとれ縦に長い顔に見えるようになるからです。
急激に顔の水分が不足すると皮膚が下側に向かって垂れ下がるようになるので、これがシワやたるみの原因になってしまいます。
またシミやそばかすといった色素沈着も皮膚が厚みをなくすことで目立ちやすくなるので、これも同じ原因により悪化すると考えてよいでしょう。
そのため30代を迎える頃から日頃のケアとしてやっていきたいのが「保湿ケア」です。
肌浸透率の高い化粧水を使ったり、パックなどをして顔の内側にある水分であるコラーゲンやエラスチンを減らさないようにしていきます。
さらに皮膚が薄くなると紫外線のダメージを直接受けるようになるので、それがますます皮膚内の水分を減らすことになってしまいます。
日焼け止めや日傘、UVカットグッズなどを使いできるだけ紫外線を直接皮膚に受けないようにしていきましょう。
おすすめの金箔スキンケア
金沢に旅行にいってびっくりしたのが、金箔を肌に乗せてパックするというスキンケア方法。
1枚1000円以上するのですが、とても評判が良くて私も試してみたことがあります。確かに翌日も保湿されて効果を感じたのですが、さすがに毎日金箔パックをするにはお金が足りません。
ということで、同じようなものでもう少し安いものがないか探してみたところありました!
https://www.daimaru-matsuzakaya.jp/gift/cataloggift/
たまたま頂いた東急ハンズのカタログギフトになんと金箔を使ったスキンケア商品があり、早速注文。
使用感は金箔パックとは違いますが、肌の保湿性はとても高く満足しています。
また自費で購入するとなると1枚あたり400円くらいするので悩みものですが、いつまでもくすみを抑えて明るい肌にするための必要経費と思えば安いものかもしれませんね。
20代だったらこんな金箔パックは手に入れられなかったかもしれません。色々肌のトラブルが出てしまうため悩みは尽きませんが、色々と方法があるので活用していきたいですね。