芸能人の「すっぴん自慢」がブーム
有名人のSNSでここ最近目立っているのがプライベートショットでの「すっぴん自慢」です。
ただし「寝起きです」といったコメントがついているのに明らかにファンデーションや口紅がついていたり、ばっちりアイラインが引かれているようなこともあるので、完全にありのままのすっぴんを自慢しているというわけではないようです。
わざとらしいすっぴんアピールをする芸能人がいる一方で、本当にほとんど化粧らしい化粧をしていないのに美しい顔をしているというところを見せてくれる人もいます。
特に同年代くらいの女性の目というのは非常に厳しく、すっぴんを装った自撮り写真や写真加工をしたようなものはあっという間に見破られます。
その一方で化粧をしていないのに美しい肌を保っている女性に対しては惜しみない賞賛をしているので、それだけに全国の女性たちが肌ケアには苦戦しているということがうかがえます。
ただしすっぴんにみえるような写真であっても、実際にはわずかながら化粧をしているということはよくあります。
いわゆる「すっぴん風メイク」というものですが、それを成功させるには普通のメイク以上に高等なテクニックが必要になります。
厚塗りをせずに肌に透明感を出す
男性を対象にしたアンケートを見てみると、ほとんどの人が薄化粧をしている女性を好む傾向にあります。
メイクは男性にモテることのためだけにするものではありませんが、それでもすっぴん風メイクをマスターすることで、男性から全体的な好意を受けやすいということは確かでしょう。
すっぴん風メイクを完成させるためにはまずしっかりしたスキンケアで土台を作る必要があります。
顔全体がくすみやシワのついた状態ではいくら色みを調整しても綺麗な肌に仕上げることはできません。
すっぴん風メイクでは「ノーファンデ」が基本で、下地だけで粉を肌に乗せないようにすることで化粧をしていないかのように見せることができます。
ただし粉といってもベビーパウダーやハイライトといったものは上手に使っていきたいアイテムで、顔表面の油っぽさをおさえてキラキラと光るような肌に仕上げていきます。
アイラインを引くときは真っ黒ではなくブラウンの色をおさえめのものにして、さりげなくまつげの隙間を埋めるようにして書いていきます。
このとき下まつげにも引いてしまうと化粧っぽさが出てしまうので上側だけにとどめておきます。
これをすることで一気にレベルアップ
ここまではすっぴん風メイクといっても限りなくすっぴんに近い状態でのメイクとなります。
もともとの素肌が奇跡的に美しい人ならそれでも十分なのですが、ここまでだけではちょっと顔が地味過ぎるなと思う人はそこにもう一工夫をしていきたいところです。
さり気なくできてしかも効果が高いワンポイントメイクとして、「チーク」と「リップ」を使用する方法があります。
チークは普段のお化粧でも血色をよくするために使われますが、すっぴん風メイクにも便利に使用することができます。
チークは肌色よりもほんのちょっと明るめのものを使用するようにし、できたら粉ではなく練り物系のものを使うようにします。
もしくは口紅をコットンに付けて軽くポンポンと乗せるようにするのも効果的です。
頬の血色が明るくなることで顔全体にメリハリが出てふっくらとしたみずみずしい肌の印象となります。
もう一つ使いたいのがリップクリームで、色よりも自然な艶感があるかどうかで品物を選びます。
ばっちりメイクをすると唇の血色が沈んだようになってしまうのでついついはっきりした色を選んでしまいがちですが、素肌に近い状態ではっきりした色をつけるとそこだけが浮いてしまいます。
つけた時にほんのり血色がよくなり、かつツヤツヤとしたふっくら感が出せるようにするのが理想的です。
もともとの唇の色が青紫に近いような人は赤味のあるリップや口紅をうすくつけるようにして、そこにリップバームなどでツヤ感を加えてみてください。